こんにちは、理学療法士の三好です。
今回は、 変形性膝関節症の外側の痛みの原因と改善方法を紹介します。
膝の外側が痛んで歩くのが辛い・・・立ち上がるのが辛い・・・しゃがむのが辛い・・・。
こんなことを感じている場合はぜひチェックしてみてください。
変形性膝関節症の膝外側痛みの病院でわからない意外な原因
変形性膝関節症の膝外側痛みの原因は、病院では一般的に関節の変形や軟骨がすり減って、骨と骨が当たって痛みが出ていると言われることが多いです。
しかし、多くの場合は関節の変形や軟骨のすり減りが原因となっているとは限りません。
その理由は、人間の身体の痛みの大半は筋肉や筋膜が原因で起きているからです。
例えば、肩こりについて考えてみると、肩こりの原因は肩の筋肉がこり固まることで痛みやコリを感じるわけです。
日本人は肩こりについてはイメージがしやすいのですが、それ以外の部位になると途端にイメージしにくくなる傾向があります。
しかし、膝の痛みも同じ身体の一部ですのでメカニズムは同じ。
膝まわりの筋肉がこり固まることによって痛みが出ます。
実は変形性膝関節症の膝の痛みも基本的にはメカニズムは同じで、膝周りの筋肉が固まっていることによって痛みを起こしていることが多いんです。
変形性膝関節症の膝外側痛みの原因となる筋肉
変形性膝関節症の外側の痛みの原因は筋肉や筋膜の硬さにあります。ここでは、特に 膝の外側の痛みの原因となる筋肉を具体的に紹介していきます。
膝外側の痛みの原因になる腓骨筋
膝外側からスネにかけて痛みが出る場合は腓骨筋と言う筋肉が原因になっている可能性が高いです。
腓骨筋はスネの横についている筋肉で膝や足首を安定させるために働きます。
スノボーなどのスポーツや、膝をよく使う仕事をされている場合に硬くなりやすい筋肉です。
膝外側の痛みの原因になる外側広筋
大腿四頭筋の一部である外側広筋は太腿の外側についている筋肉。
外側広筋にシコリができると膝のお皿が引っ張られてお皿周りに痛みが出ることが多いです。
また、太ももの外側が痛む、突っ張る感じがする、こわばりを感じるケースも多いですね。
外側広筋をほぐしてあげることで太ももの外側から膝の外側までの違和感が楽になります。
膝外側の痛みの原因になる大腿筋膜張筋
大腿筋膜張筋も膝外側に痛みを出す原因になる筋肉です。
特に太ももの外側に違和感を感じる方は大腿筋膜張筋が原因になっている可能性が高いです。
膝外側の痛みの原因になる靭帯
膝外側の痛みは、靭帯が原因で起きているケースも多いです。
特に外側膝蓋支帯という靭帯が固まることで膝の外側の痛み、こわばり、膝がうまく曲がらない、膝に水が溜まるという問題が起きます。
ここがかたまることで正座がしにく、しゃがみにくい、床掃除や風呂掃除ができないと悩まれている方はとても多いです。
外側膝蓋支帯を柔らかくしてあげることで痛みなく膝を曲げることができるようになります。
変形性膝関節症の膝外側痛みを改善する筋膜リリースマッサージを動画解説
変形性膝関節症の膝外側の痛みを改善する筋膜リリースマッサージのやり方を動画で紹介してますので、ぜひ試してみてください。
変形性膝関節症の膝外側痛みは手術しないで治る可能性は十分にある
変形性膝関節症の手術は、骨を切り関節の歪みを整えることをします。しかし、膝外側痛みの原因は筋肉によるものが大半です。
そのため、手術で関節の歪みを整えても筋肉に硬さが 残っていれば痛みは完全に改善できません。
あなたがもし、膝の痛みで悩まれているようであれば手術をする前にまず筋肉の問題を解決することが先です。
筋肉の問題を解決して痛みが改善するようであれば手術する必要はなくなります。
わざわざ骨を切って痛みを取る必要はありません。
変形性膝関節症の膝外側痛みを手術しないで改善したい場合はMIYOSHI整体サロンへ
MIYOSHI整体サロンでは変形性膝関節症に特化した整体をおこなっております。
今回紹介した痛みの原因の他にも、あなたの膝の痛みの原因になっている部位を細かく検査でチェックして施術します。
固まった筋肉、筋膜、靭帯をリリースしほぐしていくのと併せて、骨盤や背骨を調整して体の歪みを改善し、痛みを根本から解決していきます。
あなたがもし、慢性的な膝の痛みでお悩みの場合は、ぜひ一度MIYOSHI整体サロンにご相談ください。