眼精疲労・目の疲れ

薬が効かない眼精疲労や頭痛の原因と解消するセルフマッサージのやり方

三好 裕也

神奈川県藤沢市辻堂駅前「Miyoshi整体サロン」を運営する理学療法士。 病院や整骨院で治らない症状で悩む方を支援。 痛みやコリ、手術前後の身体の硬さや痛み、こわばりの改善が主な専門。

こんにちは、MIYOSHI整体サロンの三好(SNS一覧はこちら)です。

今回は、眼精疲労を解消するマッサージを紹介します。

  • デスクワークが多く眼精疲労が溜まっている
  • 目が重くて仕事に集中できない
  • 寝ても目の疲れが取れない

こんなことを感じている場合は、今回紹介する方法を実践して頂けると眼精疲労を解消し、毎日楽に過ごすことができるようになりますのでぜひ実践してみてください。

薬が効かない眼精疲労や頭痛の原因

眼精疲労

眼精疲労の原因は、デスクワークやスマホの操作など、近いものを見続けていることによって目の周りの筋肉や頭、首の筋肉が固まってしまいます。

筋肉が固まった結果、血流が悪くない目の疲れが取れにくくなっている状態です。

肩こりも同じ原理で起きていますので、肩こりと同様に、目がコッている状態になっているんですね。

ですので、目や首、肩周りの筋肉をほぐすセルフケアをしてあげることで血流を改善してあげることで眼精疲労を解消することができます。

眼精疲労や頭痛に薬が効かなくなる理由は?

眼精疲労や頭痛の大半の原因は、頭や首、肩周りの筋肉が硬くなることで血流が悪くなることにあります。

薬が効かなくなっている場合は、筋肉の硬さが強くなりすぎることで血流がかなり悪い状態になっています。

血流の悪さが薬の効果が期待できる範囲を超えている状態です。

例えば、自分が仕事をするときにできる範囲以上の仕事を任されてしまうとキャパオーバーになってしまいますよね。

それと同じで、薬も対応できなくなってしまっているんです。

ですので、まずあなたがやらなければいけないことは薬が対応できる範囲まで筋肉の硬さを改善してあげることです。

眼精疲労や頭痛の原因になる生活習慣は?

眼精疲労や頭痛の原因になる生活習慣にはどんなものがあるのか、ここで紹介しておきますね。

  • スマホやパソコンの見過ぎ
  • こまめに休憩を入れる習慣がない
  • 運動習慣がなく血流が悪い
  • 遠くを見る習慣がない
  • ファストフードや加工食品を食べる機会が多く栄養不足
  • 睡眠不足

このあたりが主に眼精疲労や頭痛を悪化させる生活習慣としてあげられます。

スマホやパソコンの見過ぎ

基本的には目を同じ使い方で使い過ぎていることが原因になっています。

例えば、腕立て伏せを何時間にも渡って続けてやるなんて疲れてできませんよね。やったら胸がパンパンになるでしょう。

スマホやパソコンに向かって何時間も過ごしているということも実はこれと同じです。

近くを見るときには目の筋肉が働いていますから、目の筋トレを何時間も連続して続けているようなもの。

腕立て伏せを休憩を入れながらやるとなんとかできるのと同じで、目にも休憩を入れてあげないとパンパンになり使えなくなってしまうわけです。

30分に1回は休憩を入れてこまめに目を休ませてあげましょう。

運動習慣がなく血流が悪くなっている

運動習慣がないと、身体の代謝が落ち血流が悪くなり、筋肉も硬くなります。

頭痛や眼精疲労の原因は筋肉が硬くなり血流が悪くなっていることにあるので運動習慣がないということが一つの原因になっているわけです。

特にウォーキングやジョギング、ピラティスやヨガを行い普段つかわない筋肉を使ってあげることが大事です。

睡眠不足

睡眠不足も眼精疲労や頭痛の大きな原因になります。

人間は睡眠をとることによって身体や脳を回復させます。

睡眠が不足していると言う事は、脳や体を回復させる時間を削ってしまっていると言うことです。

という事は眼精疲労を回復する時間が少なくなっていることで眼精疲労を悪くしてしまっていると言うことにつながります。

僕の場合は、 起きる時間から逆算して8時間以上睡眠時間を確保できる時間に寝るように努力しています。

眼精疲労や頭痛をしっかり解消する10分間セルフマッサージ

眼精疲労を解消するセルフマッサージのやり方を動画で紹介しています。目の周りが重い、目が開けにくい、目の奥が重く常に疲れていると感じている場合は是非試してみてください。

①目頭押圧

まず最初に目頭の部分をほぐしていきます。

眼の周りには眼輪筋という筋肉がついています。

眼輪筋は目を閉じる時に働く筋肉なので、この筋肉が硬く凝り固まることで、目を閉じたり、開いたりすることがしにくくなったり、眼の周りが重く感じる原因になります。

眼輪筋がほぐれると、目を閉じたり開けたりするのが楽にできるようになります。眼の周りのだるさ、重い感覚が減っていくので眼の疲れを解消するのに役立ちます。

目を開けたり閉じたりするのがしにくい、眼の周りが重い感じがするという場合は、この筋肉をほぐしてあげると楽になりますよ^^

②眉毛まわりほぐし

眉毛周りには眼輪筋や皺眉筋という眉間にシワを寄せる時に働く筋肉もついています。

パソコン作業やスマホ画面をみていると、無意識に眉間に皺が寄ってしまっていたりしますよね。

この時、眼の周りの筋肉を酷使していて知らぬ間にこの辺りの筋肉が凝り固まってしまうことがよくあります。

眉毛周りの筋肉が固まっていてもまぶたが上がりにくくなる原因になります。

また眉間のシワがなかなか取れにくくなる原因にもなります。

ここをしっかりほぐしてあげることで、まぶたが上がりやすくなりスッキリし目も大きく見えるようになりますし、眉間のしわの解消にも繋がるのでしっかりほぐしていきましょう。

③目の下ほぐし

眼の下にも眼輪筋はついていて、ここにクマができやすい場合は筋肉が固まっていることが多いです。

筋肉が硬くなると血流が悪くなり、クマができる原因になります。

ここのコリをほぐしてあげることで血流が改善し、クマが解消されやすくなるのでしっかりほぐしていきましょう!

④眼球マッサージ

目を瞑って、優しく眼球を押します。

眼球周辺には眼球を動かす筋肉がついています。

この筋肉が凝り固まることで眼の周りの疲労感や、眼球を動かしにくい感覚の原因になります。

眼球はデリケートな部分なので、強く押しすぎないように優しく指先で触れる程度で圧を加えていきます。

⑤おでこ周りのマッサージ

おでこ周りには前頭筋という筋肉がついています。

前頭筋は眉毛、瞼を引き上げるときに働く筋肉なので、ここが凝り固まることで目が開けにくくなる原因になります。

おでこ周りもしっかりほぐしてあげることで瞼を開けやすくし、眼の周りをスッキリさせることができます。

⑥こめかみ周辺のマッサージ

こめかみ周辺には側頭筋という筋肉がついています。

側頭筋は下顎を引き上げる時に働く筋肉です。

この筋肉が硬くなると、眼精疲労だけでなく、顎の開け閉めがしにくくなったり、こめかみ周りの頭痛の原因にもなります。

こめかみ周りをしっかりほぐしてあげることで眼精疲労だけでなく、頭痛の予防もすることができます。

⑦後頭筋マッサージ

後頭筋は、頭の後ろにある筋肉です。

後頭部から首にかけて目につながる視神経が通ります。

後頭部が硬くなることで眼精疲労も蓄積しやすくなりますので、後頭部もしっかりほぐせると良いです。

⑧耳を引っ張る

耳を引っ張ってほぐしていきます。

耳には自律神経のツボが密集しています。

耳の中心部には副交感神経のツボ、外側には交感神経のツボが分布しています。

体をリラックスさせたいときは耳の中心部をしっかりほぐしてあげると効果的です。

耳につながる筋膜は「脳のお皿」と呼ばれる蝶形骨に繋がっています。

耳の周りが固まることで蝶形骨の動きも悪くなり、それが自律神経をコントロールする脳幹に影響を与えます。

これが自律神経の乱れに繋がり、体の不調の原因になります。

ですので、耳のマッサージをすることで脳幹の緊張を緩める効果が得られ自律神経も整いやすくなります。

⑨後頭下筋リリース

後頭下筋は首と頭の境目にある筋肉です。

ここには目につながる視神経が通っているので、後頭下筋が固まっていると眼精疲労も感じやすくなります。

また、脳への血流にも関係しているので後頭下筋が硬くなると脳への血流が悪くなります。

これが原因で頭痛やめまいを起こしている人はとても多いです。

後頭下筋をしっかりほぐしてあげることで眼精疲労だけでなく、頭痛やめまいの解消にも繋がります。

慢性的な眼精疲労や頭痛の根本改善はMIYOSHI整体サロンへ

MIYOSHI整体サロンは、慢性的な眼精疲労や頭痛の改善を得意とする整体サロンです。

あなたの眼精疲労や頭痛、首肩こりの根本的な原因となっている筋肉や筋膜の硬さを特定して施術していきます。

原因が解消されるので、眼精疲労や頭痛が根本から改善し症状に悩まない生活に戻ることができます。

お悩みの場合は是非一度、ご相談ください。

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三好 裕也

神奈川県藤沢市辻堂駅前「Miyoshi整体サロン」を運営する理学療法士。 病院や整骨院で治らない症状で悩む方を支援。 痛みやコリ、手術前後の身体の硬さや痛み、こわばりの改善が主な専門。

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