今回は膝にレントゲンでは異常はないのに痛みがあり悩んでいる方へ本当の原因と改善する方法を紹介します。
レントゲンで問題がないって、じゃあどうすればいいの?
病院で原因がわからないんじゃ、誰を頼ればいいの・・・。とお悩みの場合はぜひチェックしてみてください。
膝にレントゲンでは異常は無いのに痛みがある場合の原因
膝の筋肉に原因がある
レントゲンを撮影すると、骨や関節はうつりますが筋肉はうつりません。
筋肉が膝の痛みを引き起こすことは多々あるのですが、レントゲンでは筋肉はうつらないので病院で検査をしても異常なしと判断されてしまうケースは多いです。
首や肩が痛くなると首肩の筋肉をほぐしたくなりますよね?
あれは首肩の筋肉が硬くなって血流が悪くなっているので痛みやコリを感じます。
膝の痛みもメカニズムは同じで、膝周りの筋肉が硬くなりすぎていることで血流が悪くなり痛みが出ます。
病院では首肩こりの治療をしないのと同じで、膝のコリも原因がわからないので治療しないんです。
ですので、一つの原因としてはあなたの膝周りの筋肉に問題があることが考えられます。
膝の靭帯に原因がある
膝の周りには筋肉だけでなく、靭帯があります。
「膝蓋支帯」と呼ばれる靭帯が硬くなることによって、膝のお皿の動きが悪くなり膝を動かした時に痛みが出るケースもとても多いです。
病院で変形性膝関節症と診断を受ける方のほとんどが膝蓋支帯が硬くなることによって痛みだけでなく膝が曲がりにくい伸びにくい症状を起こしています。
靭帯が硬くなる原因は、日常生活の積み重ねによるものがほとんどです。
デスクワークなどで座っている時間が長いことや、逆に膝を酷使していることも靭帯が固まる原因になります。
膝の脂肪に原因がある
筋肉や靭帯以外に、膝のお皿の下に脂肪の塊があります。
専門用語では「膝蓋下脂肪体」と言いますが、ここが硬くなることで膝の痛みを起こしているケースも多いです。
膝蓋下脂肪体には、痛みを感知するセンサーがとても多く固まっていることによりちょっとした刺激で痛みを感じるようになります。
本来は脂肪なので柔らかく、クッションのような役割をして膝の動きをサポートします。
しかし、固まってしまうと膝の動きを悪くしてしまいます。
膝のお皿の下が痛い場合は、ここが原因になっている可能性が高いです。
膝にレントゲンでは異常は無いのに痛みがある場合の改善方法を動画で解説
膝の筋肉(内側広筋、外側広筋、大腿直筋)をほぐすマッサージ
膝上の筋肉が固まっていて痛い場合は、こちらのマッサージがよく効きますので試してみてください。
膝の靭帯(膝蓋支帯)をほぐすマッサージ
膝のお皿の左右、内側外側に痛みがある場合はこちらのマッサージがよく効きますのでぜひ試してみてください。
膝の脂肪(膝蓋下脂肪体)をほぐすマッサージ
膝のお皿の下が痛い場合は、こちらのマッサージがよく効きますので、 ぜひ試してみて下さい。
まとめ
病院で原因のわからない膝の痛み、筋肉や靭帯脂肪の硬さが原因になっていることがとても多いです。
今回紹介したポイントを丁寧にマッサージして解してあげると痛みが軽減すると思いますのでぜひ試してみて下さい。
ほぐし方がよくわからない、自分の場合はどのあたりをほぐしたほうがいいのか知りたい、早く症状を改善したいと言う場合はぜひ一度ご相談ください^^