こんにちは、国家資格整体師の三好(SNS一覧はこちら)です。
今回は首の横が詰まったり、痛みがあったり、つっぱり感がある場合に効果的なセルフマッサージのやり方を紹介したいと思います。
- 首のつまり感がなかなか取れない
- 首を横に倒すと詰まる、痛い
- 最近、首こりが増えた気がする
こんなことを感じている場合は、参考にしてみてください。
今回紹介する内容を実践していただけると、首の凝りが解消して軽くなり、痛みやストレスなく日常生活を送ることができるようになってきます。
首の横の痛み・つまり・つっぱりの原因
首の横の痛み、つまり、つっぱり感の原因は、
- 斜角筋
- 胸鎖乳突筋
- 板状筋
- 僧帽筋
この辺りの筋肉が硬くなって、背骨の動きが悪くなっていると症状が起こります。
このあたりの筋肉は、首の付け根から肩や肋骨についているので、ここが硬くなると首の動きが悪くなってしまい違和感が出ます。筋肉が柔らかくなってくれば首の背骨の動きが改善されてくるので症状も良くなっていきます。
なぜ筋肉が硬くなってしまうのかと言うと、原因は生活習慣にあって、最近原因として多いのはデスクワークやスマホの操作です。
特に猫背姿勢の状態でデスクワークやスマホ操作を続けていると首周りの筋肉 に負担がかかり、徐々に硬くなっていきます。
毎日少しずつケアをできれば筋肉が硬くなることを防ぐことはできますが、毎日のように筋肉をケアしている人はほとんどいません。
なので多くの人は気づいた時には筋肉がガチガチに硬くなっていてなかなか改善しない状態になってしまうんですね。
首横のセルフマッサージのやり方をYouTube動画で解説
一緒にやっていただけると、首こりが楽になりますよ。
ぜひ試してみてください^^
斜角筋のセルフマッサージ
斜角筋は、首の真ん中から第一肋骨につく筋肉で、前・中・後と分かれてそれぞれ働きが違います。
斜角筋の役割は首や体を横に倒したり、ひねる動きをするときに働きます。呼吸をするときに肋骨を引き上げる働きもあります。
しかし、現代では、デスクワークやスマホ操作が多いので、首を大きく動かすことはほとんどなくなりましたよね。そのおかげで斜角筋を使うことがなくなってしまい、硬くなりやすくなっています。
斜角筋が硬くなると、首の痛みはもちろん、腕の痺れが出てしまうこともあります。
セルフマッサージは、首の横から肋骨にかけてほぐしていきます。
まずは、首の横に軽く三本指で触れて優しく表面を撫でてあげます。これが表面の皮膚や筋膜をリリースする工程です。
そのあと、 今度は指先を使って少し聞くなと言う程度まで押しこみます。押し込んだ状態5秒程度キープし、もう一度指圧。一度場所をずらして繰り返していきます。この作業でより深層にある筋繊維をほぐしていきます。
うまくほぐれていくと、ガチガチに硬くなっていたものがほぐれて、バラバラになっていく感覚があると思います。それをさらに続けていくとバラバラになったものがさらにほぐれて何も固いものがなくなっていきます。
指で首を押しても抵抗するものがなくなるところまでほぐれたらバッチリです。そのころにはほとんど、痛みや痺れはなくなっている状態です。
胸鎖乳突筋のセルフマッサージ
胸鎖乳突筋は 耳の後ろから鎖骨までつながる筋肉で、 首を前に傾ける時や捻るときに使います。
斜角筋同様に、首を動かす機会が少ないと凝り固まりやすい筋肉です。胸鎖乳突筋が硬くなりすぎると頭痛の原因になることもあります。
板状筋のセルフマッサージ
板状筋は、 耳の後ろから肩甲骨あたりまでつながっていて、主に首を後ろに傾けたり横に倒したりするときに働きます。
頭の重みを支える筋肉なので猫背姿勢でデスクワークやスマホ操作をしていると硬くなりやすいです。
胸鎖乳突筋と板状筋の重なる部分が硬くなりやすいのでしっかりほぐします。
僧帽筋のセルフマッサージ
僧帽筋も首から肩まで繋がっている筋肉なので硬くなっていると首の痛みを引き起こします。
僧帽筋の肩の部分が硬くなっていても首に痛みが起きることがあります。ですので、僧帽筋の肩の部分もチェックしてシコリがないかどうかチェックしてみてください。
もし、硬くなっているようならしこりをほぐしてあげると良いです。
はーい、今回は以上です。
それではまた更新します!