太もものつっぱり感で悩んでいませんか?太もものつっぱり感、違和感の原因は太ももの筋肉が硬くなっていることで起きていることが多いです。
この記事では筋肉の問題を具体的に解決する方法を紹介します。
太もものつっぱり感、痛みの原因は?
太もものつっぱり感、痛みの原因は太ももの筋肉が硬くなり、うまく機能しなくなっていることにあります。
ここでは具体的に、どこの筋肉が硬くなるとどこにつっぱり感や痛みを感じるのが確認していきます。
太ももの前がつっぱる場合
ヒューマンアナトミーアトラスより
つっぱり感の一つの原因として、筋肉が硬くなっている状態が考えられます。特に太ももの筋肉の多くを占める大腿四頭筋です。
以前、僕が担当した患者さんの場合、歩く時、足を前に出して床に踵がついた後足に体重が乗った時に太ももの前がツッパリます。
確かに足に体重がかかった時には太ももにも力が入るんですが、お尻周りの筋肉でも支えるので、お尻の筋肉がしっかりと働いていればそこまで太ももの筋肉が働かなくても支えられるはずです。
大事なのは、大腿四頭筋が過剰に働いてしまっている状態を他の筋肉もバランスよく働くことができる状態に変えていくことです。
太ももの外側がつっぱる場合
大腿四頭筋以外の筋肉としては、大腿筋膜張筋も原因の一つになります。
大腿筋膜張筋は、太ももの外側に位置する筋肉です。大腿筋膜張筋は足を外側に開くときや、足を外側にひねるときに使われます。
足を支えるときに働く、中殿筋がうまく機能していないと大腿筋膜張筋が過剰に働いてしまいます。そうすると大腿筋膜張筋にハリ感や硬さが出て違和感を感じるようになります。
太ももの内側がつっぱる場合
縫工筋もまた太もものつっぱり感と関係しています。縫工筋は、太ももの内側にある筋肉です。
大腿筋膜張筋と同じように細長く、痛みを感じやすい筋肉です。
停止部で薄筋、半腱様筋と重なり、鷲足を形成します。鷲足は膝裏の内側に位置し、変形性膝関節症や肥満のある方が痛みを訴えやすい場所になっています。
太ももの後ろがつっぱる場合
坐骨神経痛は、お尻の深層にある梨状筋という筋肉の影響が一つの原因となっています。
梨状筋には坐骨神経が通ります。梨状筋が硬くなっていることによって坐骨神経が圧迫されて、太ももの裏に痛みが出ているといったことは結構多いです。
太もものつっぱり感に感じるかどうかは人それぞれですが、太ももの裏につっぱりや痛みを感じているのであれば、梨状筋由来の坐骨神経痛の可能性があります。
筋肉の硬さが原因となっていることが多い
太ももの筋肉は色々種類がありますが、これらの筋肉が凝り固まっていて、筋肉にある血管に血液が流れにくい状態になっている事が原因でつっぱり感や違和感、痛みに繋がっている事が多いです。
太ももの前のつっぱり感を解消する
それでは、太ももの前のツッパリ感を解消していきましょう!
つっぱり感の一つの原因は、大腿四頭筋の過緊張。そのさらなる原因は大臀筋や中臀筋が優位に働くことができていないことです。
大臀筋、中臀筋といったお尻周りの筋肉を優位に働かせて、股関節中心に働くような脚の使い方をできるようにしていく必要があります。
太もものつっぱりを解消するマッサージ
早くつっぱり感、違和感を解消するにはまずマッサージです。
硬くなった筋肉を柔らかくする方法としてストレッチも挙げられますが、硬さが強い場合はマッサージの方が早く効果が得られることも多いです。
太もものマッサージ
縫工筋のマッサージ
太もものつっぱりを解消するストレッチ
太ももの前のストレッチ
太ももの後ろのストレッチ
縫工筋のストレッチ
太もものつっぱりを解消!自宅で簡単エクササイズ
股関節周りの筋肉を鍛えて、太ももの筋肉の負担を減らすトレーニングです!
大殿筋のトレーニング
中臀筋のトレーニング
以上のことを実践して太ももの前のツッパリ感を解消して、楽に歩けるようにしていきましょう!!