今回は、大動脈瘤手術後の肩の痛みの原因と改善方法を紹介します。
手術後に肩の痛み、腕の動かしにくさがあるけど病院では異常がなく原因がわからない・・・。こんなことを考えている場合はぜひチェックしてみてください。
大動脈瘤手術後の治らない肩の痛みの原因とは
一般的に心臓血管外科で手術を受けた後に肩周りに痛みが出るケースは多々あります。
しかし、肩周りについて検査をしてもレントゲン上に問題はないので病院では治療されないことが多いです。
痛みが出ているのに原因がないって・・・どうすればいいのかわからなくなってしまいますよね。
実は手術後の肩の痛みの原因は肩周りの筋肉や靭帯が原因になって起きていることが多いです。
病院で原因がわからない理由はレントゲンには筋肉や靭帯はうつらないからというのが主な理由です。
筋肉や靭帯が固まってしまう原因としては、
- 手術後にコルセットやベルトなどをつけて患部を締め付けていたり、カラダを動かさずにいたことで筋肉や靭帯が固まり癒着を起こしている
- 手術で切った部分が回復する際に硬くなる
この2つが大きな原因になっています。
ですので、あなたがもし大動脈瘤手術後で肩周りに痛みが出ているようであれば固まってしまった筋肉や靭帯を緩めて癒着を剥がしてあげることによって症状が改善する可能性が高いです。
大動脈瘤手術後の治らない肩の痛みの改善方法
大動脈瘤手術後は肩周りの筋肉である三角筋、棘下筋、大円筋、小円筋、広背筋、大胸筋などの筋肉が固まっているケースがとても多いです。
このあたりの筋肉をほぐしてあげることで、腕や肩甲骨がよく動くようになり日常生活のストレスが減っていきます。
手術後の場合はかなり硬くなっているのでマッサージでまずはほぐしてあげるのが良いです。
胸周りが硬くなっていて呼吸もしにくくなっているケースが多いのでまずはこちらのマッサージを試してみてください。
腕を無理やり動かそうとすると痛みが出たり、広い範囲では動かすことが難しいと思いますので
まずは肩甲骨だけ動かすストレッチを行ったり、痛みのない範囲で動かしてあげると良いと思います。
色々やり方はありますが、下記の動画のようなレベルの簡単なストレッチで筋肉を動かしてあげると良いです。
私は現在、神奈川県の藤沢市にて整体サロンを行なっております。
元々総合病院で理学療法士として心臓血管外科のリハビリも担当しておりましたので手術後の状況は把握しております。
あなたの手術後の痛みに関しても、一度見させていただければ原因を把握しお力になることができると思います。
大動脈瘤手術後で治らない、原因がよくわからない痛みでお悩みの場合は是非一度ご相談ください。