頭痛・めまい・吐き気

【整体で根本改善】こめかみ頭痛の原因と改善方法【めまい/吐き気/目の奥の痛みにも効果的】

三好 裕也

神奈川県藤沢市辻堂駅前「Miyoshi整体サロン」を運営する理学療法士。 病院や整骨院で治らない症状で悩む方を支援。 痛みやコリ、手術前後の身体の硬さや痛み、こわばりの改善が主な専門。

こんにちは、MIYOSHI整体サロンの三好(SNS一覧はこちら)です。

今回は、慢性的なこめかみの頭痛を解消する方法を紹介します。

  • 薬を飲んでも頭痛が改善しない
  • こめかみが締め付けられて痛い
  • 目の奥が重い感覚がある
  • 首の横がカチカチになっている
  • 少し緊張したりストレスを感じると頭痛が出る

こんな場合は参考にしてみてください!

今回のセルフマッサージを実践すると、こめかみや目の奥が軽くなって緊張やストレスがあっても頭痛が出にくくなっていきますのでぜひ試していただければと思います^^

こめかみ頭痛の本当の原因

こめかみ頭痛の原因として、病院や頭痛外来に行くとよく言われるのが

  • ストレスや緊張からきている
  • 血管が過剰に拡張しているから
  • 三叉神経を刺激しすぎているから

というような説明です。

しかし、このような説明をされて薬を処方されても頭痛を根本から治療していることにはならず、繰り返す一方。

理由は原因を解決できていないからです。

多くの場合こめかみ頭痛の原因は筋肉からきているのですが、病院では筋肉について検査する方法がないのでわからないんです。

しかし、多くの人は頭痛が出たら病院に行くというのが当たり前になっているので行く場所を誤って解決できずにい流のが現状です。

こめかみ頭痛を引き起こす原因は側頭筋

こめかみが辛い頭痛の原因は、「側頭筋」という筋肉にできているシコリにあります。

側頭筋は頭の横を覆っている筋肉で、食事などで噛むように顎を閉じるときに働きます。

  • 不安、緊張などのストレス
  • スマホやパソコンなどディスプレイの見過ぎで目を酷使する

このような生活習慣によって、側頭筋は硬くなりやすくなります。

ストレスが多いと、自律神経の交感神経が刺激されます。交感神経が刺激されると筋肉は緊張しやすくなります。筋肉は緊張すると血管や神経を圧迫するので循環が悪くなるんです。

スマホやパソコンなどの見過ぎで目を酷使すると、目に関連する筋肉が疲れ、硬くなります。側頭筋も目に関連する筋肉なので目を使いすぎると硬くなるんですね。

現在の日常生活では、このように側頭筋が硬くなる原因がたくさん潜んでいるのでこめかみの頭痛は起きやすい環境です。

日常生活を改善することはなかなか難しいと思いますので、歯磨きをするのと同じように毎日簡単なケアをしてあげることが大事になります。

【動画解説】こめかみ頭痛を改善する側頭筋マッサージのやり方

こめかみ頭痛の原因になる側頭筋をほぐし、頭痛を解消するマッサージのやり方の紹介動画です。

ぜひ試してみてください。

まずは頭の横の硬さをチェック

頭の横全体を触ってみて、特に硬くなってるなと感じる部分を探してみてください。

こめかみに症状を感じる方の多くが、硬く盛り上がっている部分があるはずです。

僕がこれまで見てきた患者さんで頭痛を持っている方の大半は、
側頭筋の一部にしこりができていて、そこをほぐしてあげるとだいぶ頭が軽く目がすっきりして楽になったとおっしゃっています。

しっかりと症状を改善するためには、硬くなっている部分がどこなのかを把握して、そこをしっかりほぐしてあげることが重要です。

耳の上が特に硬くなりやすいポイント!

といっても、自分の頭のどこが硬くなっているのか慣れていないと触ってもわかりにくいと思います。

そこで、側頭筋の中でも特に硬くなりやすいポイントを紹介します。

側頭筋の中でも特に硬くなりやすいのが、「耳の上」になります。
多くの方が凝り固まってしまっているのが耳の上から頭の前や後にかけてのラインになります。

側頭筋に限らず筋肉の付け根の部分は硬くなりやすくなる傾向があります。
ここは側頭筋の端っこの部分になるので特に硬くなりやすい部分で、頭の重みや目の重み、痛みにつながります。

硬くなっている部分を重点的にほぐしてあげて、硬さがなくなってくると症状は改善されていきます。

症状が改善しない場合は同じ場所に硬さがまだ残っているか、 別の場所に硬いところがある可能性が高いです。

まずは筋膜をリリース

ほぐし方は、まず表面の筋膜をほぐしていきます。

筋肉は膜で覆われていて、この膜がカチカチに固まっていると中の筋肉がうまく解れなくなってしまいます。

それと、膜自体に痛みを感じ取るセンサーがあるので、膜が硬くなること自体が痛みの原因になっているというのもあります。

なので、筋膜をリリースすることは大事。

筋膜のほぐし方は、優しく表面にタッチして皮膚を伸ばしてあげるような感覚で動かします。
ゆっくりグルグルと回すように動かしてあげるとよりほぐれやすいです。

凝り固まった筋肉をリリース

筋膜をほぐしたら、次に筋肉をほぐしていきます。

筋肉は筋膜の下にあるので、先ほど優しくタッチした感覚よりも少し強く押し込んであげるイメージです。

指先で頭皮に圧を加えていって、少し効くな〜と感じる程度のところで止めます。そのまま10秒程度キープします。

じわーっとほぐれてくる感覚があればOKです。硬くなりすぎている場合はなかなかほぐれない感覚があるかもしれませんが、繰り返し行っていくと徐々にほぐれていきますよ。

特に、耳の上から後頭部にかけてのラインが硬くなっている場合が多いので 硬さをチェックして、「硬く盛り上がっているな」と感じるようであればそこを重点的に解してあげて下さい。

こめかみ頭痛を早く改善したいならMIYOSHI整体サロンへ

今回紹介したマッサージによってこめかみ頭痛を軽減することにつながります。

しかし、頭痛がひどい場合はこめかみの筋肉以外にも硬くなっている場所がたくさんあります。

また、筋肉の硬さが強くなりすぎていて自分の力ではほぐせなくなっていることも多いです。

頭痛にならないカラダを作るためには、頭痛の原因となる筋肉を隅々までチェックし、硬さが完全になくなるまで解消してあげることが大事です。

私は頭痛の原因となる場所を把握していますので、一通り検査でチェックして原因を見つけます。

その上で、硬くなっている場所を施術し緩めてあげることで頭への血流が改善し頭痛が解消され、また痛みのない生活を手に入れることができます。

あなたがもし、こめかみ頭痛でお悩みの場合はぜひ一度ご相談ください。

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三好 裕也

神奈川県藤沢市辻堂駅前「Miyoshi整体サロン」を運営する理学療法士。 病院や整骨院で治らない症状で悩む方を支援。 痛みやコリ、手術前後の身体の硬さや痛み、こわばりの改善が主な専門。

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